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2024年 活動報告・大会結果report


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令和5年度第17回群馬県高校生バドミントン研修大会(団体戦2複3単)
 女子団体:1日目・2日目・3日目
 2024年1月6日
 会場:アイオーしんきん伊勢崎アリーナ

2023年11月の新人大会(団体戦2複3単)の結果により、本大会への出場権を得た女子団体。鳥居赤羽根永井深野早稲田の5名は、1/5の練習後、群馬県伊勢崎市に向かい3日間にかけて行われる本大会に出場しました。この大会は、関東1都6県の新人大会(団体戦)の上位4校に出場資格が与えられ、3日間それぞれで4校または5校の5つのリーグまたは6つのリーグに分かれ総当たりのリーグ戦を行います。東京からは、東東京の目黒日本大学高校、実践学園高校、城東高校、東京家政学院高校の4校が参加。西東京は藤村女子高校と国士舘の2校。計6校が参加しました。また、今回は関東以外からも宮城県から1校、新潟県から2校、山梨県から1校が参加し、女子団体は合計28校で3会場または4会場に分かれて毎日熱い戦いが繰り広げられました。

1日目、Dリーグに入った国士舘は西武台千葉高校(千葉県)、法政大学第二高校(神奈川県)、高崎商科大学附属高校・桐生高校(群馬県合同チーム)と試合です。1試合目、法政大学第二高校戦。D1・D2とストレートで落としたあとのS1早稲田。1stを18本で取ったものの2nd、ファイナルを13本、16本で落としD1、D2に続きS1も落とします。しかし、本大会は時間制の試合のため決着後も時間内は試合が続きます。続くS2赤羽根。相手選手は神奈川県シングルスNo.1の御後選手。相手選手の正確なショットに失点が先行し1stを14本で落とします。しかし、2ndになり赤羽根の持ち味であるスタミナとスピードのあるラリーで相手選手を少しずつ崩していきます。最後は18本まで食らいつきましたが、あと一歩及ばず。次はS3深野。こちらも相手選手は神奈川県のシングルス上位選手。1本1本のラリーが長く、1st途中にも関わらず肩で息をする深野でしたが、国士舘らしい粘りを見せ1stを24-22で取ります。しかし、1stで失ったスタミナが響き2ndを12本で落とします。それでも簡単に諦めないのが国士舘。深野はファイナル20-20までいきお互い意地のラリーを行い26-26まで進んで行きます。最後は相手選手が2本決めて26-28でゲーム。1試合目から悔し涙の深野でしたがよく頑張りました。

1試合目終了後、10分のインターバルを経て2試合目の試合開始です。相手校は何年間も千葉県のトップを維持してきた千葉県1位の西武台千葉高校。選手層も厚く、今回、この春から高校に進む西武台千葉中学の3年生3名も参加です。D1赤羽根深野の相手選手は、千葉県ダブルスNo.1の宮本選手・細井選手ペア。相手選手はレシーブ力が非常に強く簡単には崩れません。1stを15本で落とします。レシーブ力の強い相手のため、2ndは平面での勝負ではなくコートを大きく立体的に勝負を仕掛けていき得点していきますが、最後は20-22でゲーム。この試合をとおして赤羽根深野はあらためてレシーブ力向上の必要性を学びました。D2の鳥居永井が落としS1早稲田。相手選手は、この夏、千葉県シングルス代表として全中に出場した中学3年生の吉田選手。速いフットワークとコースを突く正確なショットに翻弄される早稲田。1st8本、2nd13本と完敗です。続くS2の深野が中学3年生から何とか勝ちを得ましたが、S3の赤羽根はD1の宮本選手に15本、12本でやはり完敗。西武台千葉高校の強さを実感した国士舘の女子5名でしたが、良い経験ができた満足感も得ることができました。

1日目最後の3試合目の相手校は、地元群馬県の合同チームです。合同チームといっても高崎商科大学附属高校と桐生高校という群馬県上位の高校のエースを中心としたチームのためD1赤羽根深野、D2鳥居永井とストレートで落とします。三度、0-2の状況で試合が回ってきたS1早稲田。この日、最後の試合ということで1stから全ての体力を使いコートを動き回り25-23で1stを奪取。2ndになり早稲田の動きに遅れが出てきましたが、11点インターバルのあとは強い精神力で足を動かし続け21-16でゲーム。試合後、フラフラの早稲田でしたが、やりきった満足感の笑顔がこぼれていました。同じく、この日最後のシングルスとなったS2深野とS3赤羽根。ここまで、ダブルスとシングルスで休みなく戦ってきた2人の相手選手は相手2校のエースであり、深野の相手は群馬県女子シングルス2位の相川選手。深野も赤羽根も必死にシャトルを追いラリーを試みますが、相手選手の切れないスタミナと裏をつくショットに崩されていき共にストレートで敗戦。

大会初日の3試合を経験して、鳥居赤羽根永井深野早稲田の5人は、あらためて強い選手たちのフットワークの速さ精度の高いショット無尽蔵のスタミナフィジカルの強さを学びました。

女子団体・1日目
1試合目VS私立法政大学第二高校(神奈川県)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
   9-21
  14-21
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
   7-21
   7-21
 ●S1早稲田寬菜
  21-18
  13-21
  16-21
 ●S2赤羽根円加
  14-21
  18-21
 ●S3深野優奈
  24-22
  12-21
  26-28

2試合目VS私立西武台千葉高校(千葉県)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
  15-21
  20-22
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
   7-21
   5-21
 ●S1早稲田寬菜
   8-21
  13-21
 ○S2深野優奈
  21-14
  21-10
 ●S3赤羽根円加
  15-21
  12-21

3試合目VS私立高崎商科大学附属高校・県立桐生高校(群馬県合同チーム)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
  18-21
  16-21
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
   8-21
   9-21
 ○S1早稲田寬菜
  25-23
  21-16
 ●S2深野優奈
   9-21
  17-21
 ●S3赤羽根円加
  11-21
  12-21






令和5年度第17回群馬県高校生バドミントン研修大会(団体戦2複3単)
 女子団体:1日目・2日目・3日目
 2024年1月7日
 会場:太田新田エアリスアリーナ

2日目、1日目の試合結果によってCリーグに入った国士舘は鴻巣高校(埼玉県)、大宮東高校(埼玉県)、伊勢崎清明高校(群馬県)の3試合とBリーグの帝京長岡高校(新潟県)と計4試合を行います。1試合目、鴻巣高校戦。D1赤羽根深野は出だしが悪く1stを14本で落としますが、2ndに入りラリーが安定してきて17本で取りファイナルゲームへ。前日、D1・D2で1勝も出来なかったため何としてでも勝ちきりたかったところですが最後は18本で届かず、大会2日目も負けスタートとなりました。続くD2鳥居永井は力の差を見せつけられ13本、8本でストレート負け。前日から4試合連続0-2でS1早稲田へ。昨日の最終戦で勝利を収めた早稲田。決して良いスタートではなかったものの徐々にショットが安定し1stを22-20で取ります。2ndになっても相手選手を大きく動かしていき12本でゲーム。1-2にしてS2深野にバトンを渡します。相手選手の力のあるショットに苦戦しつつも何とか振り切り1st17本、2nd16本でゲーム。今大会初めて2-2でS3につなげます。S3は赤羽根。1stから一進一退のラリーが続き競ったまま終盤へ。しかし1本が届かず1stを19本で落とします。気持ちを切り替えて2ndに望みますが11点インターバルの段階で時間がきて途中打切り。形式上引き分けとなりましたが、チーム力としては相手校が1枚上手でした。

2試合目の相手校は大宮東高校。鴻巣高校と同じ埼玉県ですが、新人戦の結果は大宮東高校の方が上です。しかし、国士舘にとって参加校全てが格上であり、選手たちはどの学校が相手であっても挑戦者の気持ちで1試合1試合を戦っていきます。D1赤羽根深野、やはりこの試合も1stを落とすスタートです。ただし、国士舘らしく1stを戦う中で、相手選手の特徴を冷静に分析し2nd以降に生かしていきます。2ndを18本で取ると、ファイナルを19本で抑え今大会初めてのD1勝利。続くD2鳥居永井は相手ペアに思うようにプレーをさせてもらえず13本、8本でゲーム。1-1となりS1早稲田。打ったあとの動き出しの速さを意識しながら我慢のラリーを何度も続けます。1stを17本で落とすものの、2ndを18本で取り返しファイナルゲームへ。最後は16本で相手を振り切りゲーム。2-1でS2赤羽根につなげます。赤羽根の試合は早稲田同様接戦になります。赤羽根の良さは長いラリーをこなせるスタミナ。もちろん長いラリーをするのは赤羽根自身も苦しいですが、相手選手にとっても苦しいこと。さらに、その長いラリーの末にポイントを得れば、相手選手にスタミナと同時に精神的ダメージを与えることができます。この試合でもそんな赤羽根の良さが出ます。1stを19本で落としますが、その中には何本も長いラリーがあり、2ndでもラリーを継続していき試合は23-23に。最後は気持ちで勝ちきり25-23でファイナルゲームへ。しかし、相手選手も強豪校のエース。赤羽根に負けじと粘りのラリーをしてきます。最後は相手選手が上まわり惜敗。それでも非常に内容の良い試合となりました。2-2となりS3深野。ここを取って、チームとして今大会初勝利を得たいところでしたが、1stから取って取られてのシーソーゲーム。21-21と並んだところで相手選手が抜け出し1stを落とします。互角の戦いをしていく深野。2ndも得点が大きく動かないまま14-14。と、ここでタイムアップ。またもや形式上引き分けとなります。

3試合目は地元群馬の強豪、伊勢崎清明高校。D1赤羽根深野はここでも接戦を展開します。今大会初めて1stゲームを奪いましたが、2ndは相手ペアの攻撃に引いてしまいファイナルゲームへ。お互い差をつけることができないまま終盤へ。それでも最後はフォアとバックに打ち分け勝利。2試合目と同じくD1勝利でスタートを切ります。しかし、続くD2鳥居永井、S1早稲田と相手校の総合力の強さに引き離され共にストレート負け。1-2でS2深野に。深野の良さはショットの精度の高さ。赤羽根ほどのスタミナとスピードはありませんが、自分からラリーを止めないラリー力とコート四隅に打ち分けるコントロールがあります。この試合でもそんなラリーをしていきますが、それを上まわってきたのが相手校の1年生エース土屋選手。四隅に打ち分ける深野のショットをそれ以上の精度で返してきます。さらに、可動域の小さい同じフォームから打たれるクリアー、スマッシュ、ドロップに深野は崩され、12本・15本でゲーム。1-3となり勝負がついたあとのS3赤羽根。前日3試合と本日ここまでの2試合のシングルスで、まだ勝利がない赤羽根は持ち前のスピードで相手を大きく振っていき1st17本、2nd8本でゲーム。ようやくシングルスの勝利を得ました。試合としては2-3ですが、やはりチームの総合力では伊勢崎清明が1枚も2枚も上手でした。

本日最後の4試合目の相手校は、Bリーグの帝京長岡高校(新潟県)。この試合のみ、1コートでの試合のため時間内にS2・S3を行うことが出来ず、D1・D2・S1の3試合での勝負となりました。D1赤羽根深野、ここまでのダブルス3試合を行う中でレシーブが安定してきて簡単には失点しません。相手の度重なる攻撃をしのぎ、守りから攻撃のチャンスをつくり1st21-18、2nd22-20で勝利。続くD2鳥居永井は、相手校のエースに翻弄され7本、9本でゲーム。1-1となり最後の試合となるS1早稲田。粘り強くラリーを行い1stを10本で抑えるものの2ndはあと1本が出ず22-24でファイナルゲームへ。疲れが足に出ながらも必死でシャトルを追いかけ21-16で勝利。今大会7試合目にして国士舘初勝利となりました。

大会前、チームとしての勝ち負けより、強いチーム、強い選手に対してどのように考え試合をしていけるか。また、どんな苦しい状況になっても諦めず弱音を吐かず最後まで戦っていくことを選手たちと話しました。大会2日目の4試合全ての試合で、鳥居赤羽根永井深野早稲田の5人は、そのことを最後まで実践することができました。

女子団体・2日目

1試合目VS県立鴻巣高校(埼玉県)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
  14-21
  21-17
  18-21
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
  13-21
   8-21
 ○S1早稲田寬菜
  22-20
  21-12
 ○S2深野優奈
  21-17
  21-16
 △S3赤羽根円加
  19-21
   6-11
  ※時間のため途中打ち切り。

2試合目VS県立大宮東高校(埼玉県)
 ○D1赤羽根円加・深野優奈
  13-21
  21-18
  21-19
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
  13-21
   8-21
 ○S1早稲田寬菜
  17-21
  21-18
  21-16
 ●S2赤羽根円加
  19-21
  25-23
  14-21
 △S3深野優奈
  21-23
  14-14
  ※時間のため途中打ち切り。

3試合目VS県立伊勢崎清明高校(群馬県)
 ○D1赤羽根円加・深野優奈
  21-11
  16-21
  21-17
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
  11-21
  14-21
 ●S1早稲田寬菜
  11-21
  13-21
 ●S2深野優奈
  12-21
  15-21
 ○S3赤羽根円加
  21-17
  21-8

4試合目VS私立帝京長岡高校(新潟県)
 ○D1赤羽根円加・深野優奈
  21-18
  22-20
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
   7-21
   9-21
 ○S1早稲田寬菜
  21-10
  22-24
  21-16




令和5年度第17回群馬県高校生バドミントン研修大会(団体戦2複3単)
 女子団体:1日目・2日目・3日目
 2024年1月8日
 会場:ヤマト市民体育館前橋

いよいよ大会3日目、最終日です。国士舘のここまでの成績は、7試合を行い1勝4敗2分け。この日は、栃木県の2校と試合です。1試合目、宇都宮北高校、栃木県の強豪校です。D1赤羽根深野の相手ペアは、栃木県女子ダブルス3位の北川選手・遠井選手ペア。タッチの速い相手ペアに押され、あっという間に1stを落とします。しかし、2ndに入り相手ペアを立体的に崩していき流れをつかみ10本で抑えます。1stを落としても、しっかりと組み立てを考え、ラリーをして相手を崩していく。赤羽根・深野はこの点が大きく成長しました。しかし、その変化にさらに対応してくるのが相手ペア。よりプレースピードを上げ、一気に赤羽根・深野を押し込み僅か4本でゲーム。続くD2鳥居永井の相手は、栃木県女子ダブルス4位の荒木選手・高久選手ペア。ほとんどチャンスをつくることが出来ず3本、11本でゲーム。さらにS1早稲田も13本、14本で決着。S2赤羽根の相手はD1の北川選手。女子シングルスでも栃木県4位の選手です。速く、強く、正確なショットに崩され11本、8本でゲーム。大会8試合目にして、初めて1本も取ることが出来ず0-4でS3に回ります。S3は深野。何とか1本取り返したいところで深野の粘りが出ます。相手の強烈なスマッシュもあわてることなくネットに落とし、奥に手前に左に右に、相手を動かし体勢を崩していき1stを17本で抑えます。しかし、ダブルス同様、相手の遠井選手はそれに対応してきて2ndを取り返してきます。ファイナルゲーム、相手にリードされても落ち着いたプレーをする深野。最後は21-16でゲーム。ストレート負けを回避することができました。

そして、2試合目。本大会最後の試合です。相手校は、宇都宮女子高校。最終戦を勝って東京に帰りたいところです。D1赤羽根深野、この試合も接戦となり1st21-15、2nd11-21でファイナルゲームへ。しかし最後は相手の気迫が上まわり16本でゲーム。大会最後のダブルスで勝つことができませんでした。続くD2鳥居永井、今大会ここまで1勝もすることが出来ず苦しい思いをしています。それでも、気持ちを切らすことなく1ラリー1ラリー、粘り強くつなぎ攻めていきます。相手ペアに何度攻撃をされてもストレート、クロスと落としていきチャンスをつくり1stを17本で抑えます。鳥居・永井は、2ndになっても決して攻め急ぐことなく我慢強くラリーをして見事今大会初勝利。満面の笑顔で試合を終えます。2人の勝利を自分のことのように喜ぶ赤羽根深野早稲田。5人の絆がより一層強くなりました。そして、鳥居・永井の勝利は、その後のシングルスに勢いをつけ、S1早稲田は21-6・21-14、S2深野は21-8・21-12、S3赤羽根は21-15・21-6、とシングルス3連勝。合計4-1で今大会2勝目を収めることができました。

今大会3日間で9試合を行い、2勝5敗2分け。鳥居赤羽根永井深野早稲田の5人は、強い選手たちと自分の違いを身をもって知ることができ、強くなりたいという気持ちが今まで以上に強くなりました。これからも、より一層練習に励み前に進んでいきます。

女子団体・3日目(最終日)

1試合目VS県立宇都宮北高校(栃木県)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
  14-21
  21-10
   4-21
 ●D2鳥居泉月・永井沙和美
   3-21
  11-21
 ●S1早稲田寬菜
  13-21
  14-21
 ●S2赤羽根円加
  11-21
   8-21
 ○S3深野優奈
  21-17
  16-21
  21-16

2試合目VS県立宇都宮女子高校(栃木県)
 ●D1赤羽根円加・深野優奈
  21-15
  11-21
  16-21
 ○D2鳥居泉月・永井沙和美
  21-17
  21-18
 ○S1早稲田寬菜
  21-6
  21-14
 ○S2深野優奈
  21-8
  21-12
 ○S3赤羽根円加
  21-15
  21-6

3日間合計9試合
2勝5敗2分け



国士舘中学校高等学校

〒154-8553
東京都世田谷区若林4-32-1

TEL 03-5481-3131
FAX 03-5481-3149


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